荒川区宮前公園・尾久図書館と竹早公園・小石川図書館。
公園のサイズは違うが、条件は似ていて、図書館規模も同じくらい。
参考になると思い、荒川区役所(防災都市づくり部基盤整備課)に聞いてみました。
Q.尾久図書館は公園内?公園外?
A.公園内。そもそも別の場所にあった図書館を老朽化していたので、公園の整備に合わせて公園内に移転した。
Q.図書館は公園の施設?だとしたら、図書館機能を制限して公園機能を担わせている?
A.公園内の施設と認識。でも、図書館単独で管理。特に公園機能を担わせるということは考えていない。しいて言えば、本を借りなくても誰でも使える飲食スペースやテラスがある。
公園と図書館の双方の魅力向上になれば、という考え。
Q.広い公園にスポーツ施設や遊具エリアなど配置されているが、配分はどのような観点から?
A.防災が第一。スーパー堤防をはじめ、防災拠点となるべき多目的広場の確保を重視。水利やかまどベンチ・マンホールトイレなども当然完備。
Q.計画に当たって住民参画は重視された?
A.計画の初期段階から当然考えて実施してきた。周辺住民にはアンケートを全戸配布したり、住民との意見交換会も何度か開いて、住民の意見を汲んだ計画になったと思っている。
最後に、「他区の方もどうぞ荒川区の公園・図書館にお越しください」との温かいお誘い。
「図書館を広げるために公園の土地に取込んでやるんだから、使わせてもらうばかりじゃなく、図書館側にも負担を」(「文京区立図書館改修等による図書館機能向上委員会」でのある委員の発言)という浅ましさはなく、町にとって、住民にとって何が必要か、という正しく公共的な観点から、住民参画のもとで公共政策が決まっている荒川区。
しっかりしよう、文京区!
宮前公園HP https://www.miyamaepark.com/
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